情報システム部門の業務におけるPythonの活用
10/15, 16:00–16:30 (Asia/Tokyo), pyconjp_5
言語: 日本語

2017年頃から情報システムの運用を支えるために Python を利用してきたノウハウをお話します。
私が所属する会社では、金融サービスを提供しており、監査やデータガバナンスを重要視しています。
現在、情報システムの実務者が1名に限られておりますが、 Python を始めとする自動化ツールを援用することで現実的な時間で対応しています。


情報システム部の実務と Python の相性の良さは、Web アプリケーションやデータサイエンスなどの他領域と比べてまだ知られていません。

本発表では Python 初心者が情報システムの運用に有効な Python の活用法と、情報システム運用業務のノウハウを聴衆へお伝えいたします。

構成とタイムラインは以下のとおりです。
・導入(5min)
 ・自己紹介
 ・OLTA株式会社の Python 活用について紹介
・前提知識(10min)
 ・情報システムの仕事
 ・監査やデータガバナンス
 ・Google Workspace による組織の管理
・Python による情報システムの運用省力化(15min)
 ・メールグループを自動作成する
 ・データ共有を自動的に停止する
 ・監査ログの抽出(GitHub Pull Request)
 ・チャットツール(Slack)のチャンネル管理省力化
・注意するべき問題(5min)
 ・Python の実行環境
 ・トークン管理
・まとめ (1min)
・質疑応答 (4min)

OLTA という会社で情報システム部門の担当をしています。
前職はメーカーで管理会計をやってました。
大学時代は機械工学・計算力学を学び、大学院時代は生体材料を開発していました。

「大抵のことは調べて試せば、なんとかなる」という考えを胸に、日々を生きています。