Rei Suyama
尾道が好きになり東京から尾道の向島に引っ越してきたフルリモートのプログラマ。学生時代からずっとPython好き。シンプルなコード、シンプルな設計を目指してます。「Python実践入門」の著者。
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Session
09-28
12:40
30min
実例から学ぶ型ヒントの活用手法
Rei Suyama
近年のPythonは型ヒントの強化が活発で、メジャーアップデートのたびに便利な機能が追加されています。
さらに型ヒントを活用するライブラリやツールも多く登場し、コミュニティからの絶大な人気を集めています。
プログラミング言語における「型付け」の活用方法として真っ先に思い浮かぶものは、静的解析により型の不整合を検出し、バグや実行時エラーを減らすことでしょう。
しかし、Pythonのエコシステムでは、従来の枠にとらわれない多種多様なアイディアで型ヒントが活用されています。
具体的な活用例としては次のようなものがあります。
- FastAPI
- APIドキュメントの自動生成
- Dependency Injection
- Pydantic
- データバリデーション
- SQLAlchemy 2.0
- データベース内のデータ型の決定や制約の付与
本セッションでは、これらのライブラリがそのアイディアをどのように実装しているかについて紹介します。
Pythonの型ヒントはまだまだ多くの可能性を秘めていると思います。
本セッションを通じて、普段の開発で型ヒントをより便利に活用し、新たなアイディアを自身の手で具体化していきましょう。
Practices for Development with Python
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