PyCon JP 2024

ORM と向き合う
2024-09-27 , 20F Track1

このセッションでは、ORM という概念にどのような難しさがあるか、我々は ORM に何を期待するのか、Python においてはどのような選択肢があるのかについて考えていきたいと思います。このセッションでは「正解」を提示することはできないと思いますが、みなさんが "なんとなく使っている" (かもしれない) ORM について、少しでも深く理解するためのきっかけを与えることができれば幸いです。


アプリケーションを開発する際に RDB を組み合わせるケースは非常に多く、アプリケーションから RDB を扱うために ORM と呼ばれるソフトウェア/ライブラリを利用したことがある人も多いでしょう。ORM を使ったことがある人であれば、ORM という概念はそれほど簡単に扱える代物ではないということは同意いただけるのではないでしょうか。

このセッションでは、ORM という概念にどのような難しさがあるか、我々は ORM に何を期待するのか、Python においてはどのような選択肢があるのかについて考えていきたいと思います。このセッションでは「正解」を提示することはできないと思いますが、みなさんが "なんとなく使っている" (かもしれない) ORM について、少しでも深く理解するためのきっかけを与えることができれば幸いです。

  • 代表的な ORM とその特徴
    • Python の ORM
    • 他の言語の ORM
  • ORM 周辺の課題
    • インピーダンスミスマッチ
    • 複雑さ
    • 型定義
    • 最適化
    • 非同期処理
    • etc...
  • これからの ORM
    • ORM に期待するもの
    • Python における選択肢や実装

Why did you choose this topic?:

長い間 (Python に限らず) さまざまな言語やライブラリを使ってアプリケーション開発をしてきて、「RDB の扱い方」について正解が無いと考えていました。これまでに悩み考えてきたことの様々を、この PyCon JP という場で整理して共有できればと思いました。

Knowledges and know-how the audience can get from your talk:

アプリケーション開発に携わる人は、その設計や技術選定の参考になる考え方や知識を持って帰っていただけるのではないでしょうか。

Prior knowledges speakers assume the audience to have:

何かしら、RDB を扱うアプリケーション開発をしたことがある

Audience experiment:

Intermediate

Language of presentation:

日本語

Language of presentation material:

日本語

See also: SpeakerDeck
  • ちゅらデータ株式会社 Webアプリケーションエンジニア
  • PyData Okinawa オーガナイザー